水泳で「自由形」というと、形式的には、文字通り、どのような泳法でも構いません。
それこそ、クロールでなくても、平泳ぎやバタフライ、背泳ぎや日本の古代泳法などでも良いわけです。
しかし、自由形を選んだ水泳選手の100%がクロールで泳ぐのは、さまざまな泳法の中で最もスピードがはやいからです。
タイムやライバルに勝つことを考えれば、少しでも早く泳げるほうが有利なことは言うまでもなく、現代水泳においては「クロール」が最適な選択肢となっています。
このクロールのタイムが、なかなか縮まらない、練習しても上達しないと悩んでいませんか?
後半にスタミナ切れを起こしてしまうといったケースもあるでしょう。
指導者などに相談しても「練習量が足りないだけだから、もっとガンバレ」とか「筋肉を鍛えるために筋トレしろ」、「スタミナをつけるには走り込み」などと言われるばかりではないでしょうか?
元・男子100m自由形日本記録保持者、北京オリンピック男子メドレーリレー銅メダリストで、現在は個人指導中心のスクールで、ジュニアスイマーからマスターズ選手までの指導を行なっているという佐藤久佳さんは、以下の3つのポイントを踏まえて日頃の練習に取り組めば、練習の質が劇的に向上すると指摘します。
- 効率の良い体の使い方を知る
- 水を上手に捉える感覚を身につける
- 心と体のバランスを良くする
どれだけ練習量が多くても、これらのポイントを無視して、とにかく感覚に頼った練習をしていると、なかなか上達できません。
一方、少ない練習量でも練習の質が高まれば、効率よく上達することができるのです。
この効率的な練習で成果が出るトレーニングをまとめた動画教材が「自由形スピードアップ・プログラム」です。
限られた練習時間しか確保できない人でも、短時間で効率よく上達できますし、闇雲にランニングや筋トレをするのではなく、意味のあるドライトレーニングができるようになります。
「自由形スピードアップ・プログラム」の内容
- 自由形を速くする、キャッチ、プル、フィニッシュをパワーアップさせる秘訣とは?
- 後半のスパートで、一気にスピードアップする選手のトレーニングとは?
- 理想的なストリームライン習得の最重要ポイントとは?
- キックが進まないスイマーに共通する間違った蹴り方とは?
- どうしても足が下がってしまうクロールの矯正法とは?
- スピードアップを妨げる、見落とされがちな悪いストリームラインとは?
- クロールで推進力を生むための最重要ポイントとは?
- ストロークのピッチを上げるための効果的方法とは?
- まっすぐ進まず沈んでしまいがちなクロールの矯正法とは?
- プッシュ動作で重要なポイントとは?
- 入水が深いスタートで、浮上で勢いを落とし失速する選手の共通点とは?
- 後半までペースダウンをしない、水の抵抗を最小限にするストリームラインとは?
- 最も効果的に、強力なキックを身につける方法とは?
- キックの足がどうしても開いてしまう時の矯正法とは?
- 強力なストロークを身につけるためのとっておきの練習法とは?
- スピードアップに効果大、水を掻く腕の動作の注意するポイントとは?
- 限られた短時間の練習でも可能な、プルのトレーニングで最も意識すべきこととは?
- せっかくリードしているのにターンで抜かれてしまう選手の特徴とは?
- 後半にバテてしまうスイムの大敵、お尻の大きな上下動の矯正法とは?
- リズムもバランスも悪い左右のストロークの改善法とは?
- 頻繁に肩を痛める選手がよくやる間違ったフロントスカーリングとは?
- 試合で活きる、自由形のストロークの強化ドリルとは?
- 綺麗な自由形のボディーポジションを維持できない選手の共通点とは?
- 綺麗なクロールを泳ぐために最も重要なこととは?
- ストロークの回転数をアップさせるトレーニングとは?
- カッコ良くてスピードも出るストロークのコツとは?
- どうしても肩が痛くなるクロールの問題点とは?
- 時間が無い人でもできる、クロール上達のための「目線」の注意点とは?
- スピードアップに直結するキックとプルのコンビネーションのポイントとは?
- 短時間でも効果抜群!スピードアップ直結のプル動作上達法とは?
- どうしてもターンの後、曲がってしまう悩みを解消した練習とは?
- レース後半失速の最大原因、呼吸時に身体が沈んでしまう悩みの解消法とは?
- ストロークの力が弱い選手がまずやるべきドリルとは
- 疲れると手が上がらなくなる選手のストローク強化法とは?
- スピードアップに必須、大量の水をしっかりキャッチするスカーリング習得法とは?