ストキャス(ストキャスティクス)は、いわゆる「売られすぎ」や「買われすぎ」を示すオシレーター系指標です。
一方向に相場が動いている場合、ストキャスが上下に張り付いてしまうため、参考にならないのが難点です。
ストキャスを使用する局面を絞り込むか、他の指標と併用することで判断しやすくなります。
ストキャスプロは、このような特性を持つストキャスを効率よく活用するために役立つインジケーターです。
MT4上で利用できます。
ストキャスプロは、さまざまな通貨ペアや時間足で使えます。
MT4上で表示できるものであれば、FX以外にもバイナリーオプションや日経225先物、金取引、仮想通貨など、幅広く利用できます。
ストキャスプロは、足の確定後にリペイントすることはありません。
なお、形成中の足では、値動きに合わせてシグナルが表示されたり非表示になったりする場合があるため、早合点して失敗しないように注意してください。
ストキャスプロでは、一定の条件を満たした場合にサインを出すことができます。
ストキャスプロのサインは、
- クロス(ゴールデンクロス・デッドクロス)
- タッチ
- リターン
の3種類が用意されており、それぞれ、ON・OFFが選べます。
パラメーター調整も行えるため、あなたにとって最適な設定に行なえます。
また、ストキャスプロでは、以下の5種類のフィルタが用意されているため、ダマシ回避のために活用するといいでしょう。
- MAフィルター
- ボラティリティフィルター
- ドテンフィルター
- BB(ボリンジャーバンド)フィルター
- タイムフィルター
さらに、ストキャスプロのサイン出現モードは以下の4種類から選べます。
モード | タイミング |
---|---|
fastモード | 条件を満たしたらサインを表示 |
slowモード | エントリー方向への勢いを確認してからサインを表示 |
順モード | 買いのサインの時に陽線/売りのサインの時に陰線の場合のみ表示 |
逆モード | 買いのサインの時に陰線/売りのサインの時に陽線の場合のみ表示 |
ストキャスプロでは、指定したストキャスティクスの高値圏、安値圏をメインチャートにボックス表示させることができます。
高値圏、安値圏でのローソク足の動きを確認できるため、トレードの参考にしたい場合に設定するといいでしょう。