真正面から取り組むと、全く解決策が見当たらないような難しい問題のように思えても、少し視点を変えてみると解決策が簡単に見つかるケースは決して珍しくありません。
例えば、そのままだと暗記するのが難しい「数字の羅列」を語呂合わせにして暗記するというのは定番の手法の一つですが、テニスでも同じことが言えると指摘するのは日本テニス協会公認マスターコーチの堀内昌一さんです。
これまでの練習方法を続けている限り、練習量を増やしただけでは、なかなかテニスが上達できないという状態ではありませんか?
指導者からは「練習する態度に問題がある」とか「下手くそは上手な人の何倍も練習して、ようやく人並みなんだから、練習量がまだまだ足りない」などと言われて、自己責任を押し付けられているかもしれません。
堀内さんは、このような無意味な自己責任論ではなく、練習法や上達法の方に問題があるのだから、違う方法を試したほうがいいとアドバイスしています。
そこで、あなたが今までに取り組んできたテニス練習法や上達法とは、違う観点の方法として堀内さんが提唱するのが「時とリスクを制御して勝つテニス」です。
- 錯覚を理解し、時とリスクを制するテニスで戦う
- 時を作りリスクを減らすオーバーヘッド/あるべきサービスの考え方
- リスクと時間で考えるロブ、レシーブ、ボレー/ストローク練習を勝つために再考
この3つのポイントを踏まえて、テニスの基本を根本から考え直し、やり方を変えていくための驚きの方法を紹介しています。
テニス経験者はもちろんのこと、全くの未経験者がテニスを始める際にも「テニスの常識」とは異なる知識を身につけることで、スムーズに上達できるようになります。
時とリスクを制御して勝つテニスの内容
- ミニテニスで時の制御を体感する
- 実際にテニスコートを描いてみてわかること
- 時を制御する9つの方法とその練習方法
- 縦の戦術・ゾーンプレー
- センターセオリーでリスク削減
- 時間を生むテイクバック
- 時間を削り出すリカバリー
- オーバーヘッドへのボールドリル
- 体の角度を考える
- 角度について再考
- スマッシュを打つ
- 実戦に近い状態でのサーブ練習
- 工夫して伸ばすサーブ力
- 打ち方に対する考え方
- ロブをどこに打つか?
- 勝つためのロブとは
- レシーブで返球するエリアの確認
- 200キロサーブをレシーブするために
- 考え方でリスクを減らす
- ボレーの矯正練習
- ストローク練習の考え方
- 今までを変える…それがあなたのテニスを勝つテニスへと変える!