テニスはシングルスの試合だと、プレイヤーの実力差がゲーム結果に直結することが多く、実力が劣る選手が対戦相手に勝つことは滅多にありません。
あなたも嫌というほど実感しているのではないでしょうか?
その一方、ダブルスの試合になると、全く無名の選手が強豪選手相手に勝つことも少なくありません。
その理由の一つが、ダブルス特有の戦術です。
ダブルスの場合、実力差を戦術によってカバーできるケースが多いです。
しかし、同じ戦術を繰り返し使っていると、試合相手に読まれてしまいます。
相手に対応されてしまうと、戦術が封じ込められることから役に立ちません。
あなたも試合相手に裏をかかれたり、予想外の返球をされたりして、せっかく覚えた戦術を思いどおりに実践できずに悔しい思いをしたのではないでしょうか?
相手に対応されないようにするためには、さまざまな状況に対応した戦術をいくつも身につけた上で、読まれないように使い分ける必要があります。
とはいえ、数多くの戦術を覚えて、瞬時に使い分けるとなると、なかなか難しいと感じるのではないでしょうか?
そこで、プロテニスプレイヤーの加藤季温さんが、ダブルスの試合を有利に運ぶための試合展開のパターンを46種類も公開しました。
試合中のあらゆるシーンで、あなたのサイドで主導で実践できるものばかりですし、オフェンス(攻撃)とディフェンス(守備)のどちらもカバーしています。
一覧にまとめました。
- ストロークからのオフェンス展開 (3パターン)
- アプローチからのオフェンス展開 (3パターン)
- サービスからのオフェンス展開 (デュースサイド)(3パターン)
- サービスからのオフェンス展開 (アドサイド)(2パターン)
- レシーブからのオフェンス展開 (デュースサイド)(3パターン)
- レシーブからのオフェンス展開 (アドサイド)(3パターン)
- 前衛のオフェンス展開 (2パターン)
- 前衛のオフェンス展開 (ポーチに出るタイミングの取り方)(2パターン)
- ボレーボレーでのオフェンス展開 (3パターン)
- スマッシュのオフェンス展開 (1パターン)
- ショートクロスとロブのオフェンス展開(1パターン)
- ストロークからのディフェンス展開 (3パターン)
- アプローチからの攻撃に対してのディフェンス展開 (3パターン)
- ナイスサービスに対してのディフェンス展開 (デュースサイド)(3パターン)
- ナイスサービスに対してのディフェンス展開 (アドサイド)(2パターン)
- ナイスレシーブに対してのディフェンス展開 (デュースサイド)(3パターン)
- ナイスレシーブに対してのディフェンス展開 (アドサイド)(3パターン)
- ボレーボレーでのディフェンス展開 (3パターン)
この「加藤季温のダブルスの試合を有利に運ぶための展開術」を実践するにあたって、難しい技術やテクニックなどは不要です。
いったん知識として身につけてしまえば、次の試合からでも使える「コツ」のようなものだからです。
試合で役立つ展開パターンを身につけることで、あなたがパワーや体力、技術に自信がなくても、ダブルスの試合を有利に運ぶことができるようになります。
その結果、強豪相手に勝てるチャンスが高まります。
「加藤季温のダブルスの試合を有利に運ぶための展開術」は46種類ありますが、全てを覚えないと一つも実践できないということはありません。
あなたが覚えた戦術から使うことができるため、あなたが身に着けたい戦術から順番に取り組んでいくだけでも即効性が期待できます。
いくつかの戦術を実践しただけでも、有利な試合運びができるようになるケースは決して珍しくありません。